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2017年7月25日 (火)

T's Guitars DST-Pro22 Mahogany Limited T-sound Model 進捗状況(13)

Ts_guitars_dstpro22_ml_tsound_model

ようやくボディの塗装工程が完了したとの連絡があり、画像を送ってもらいました。

画像だけですので、実際に実物を見てみないと色味はなんとも言えませんが、残念ながら5Aキルトを選んだはずが、塗装をしても十分に杢目の輪郭や深さが出ていないと思われます。

いただいた画像では、残念ながら4Aレベルの杢目に見えます。

もともと私が選んだトップ材はマスターグレード級で、通常DST-Proには使わないARC用の厚い材だったのですが、厚さ方向にひび割れがあったことからDST-Pro用に薄く製材して使用しても良いとT's Guitarsから提案を受けたものでした。

トップ材にひび割れが生じており、トップ材の厚みが必要なARC用としては使用できない材だったからです。

しかし、その加工の際にかなり杢目の深さや柄も変わってしまったようです。

当時の画像と比較しても、私が選んだ時の杢目の深さ・鮮明度がありません。

わざわざ長野まで行って選定した材だったため、木材を加工し表面を削った後に、杢目が変わったのであれば、確認させていただきたかったですねぇ〜。

残念です。

また、ボデイカラーも私が指定した色とは微妙に異なっています。

カラー見本の画像を添付してメーカーに送ったのですが、サンプルでの塗装確認などはなく、いきなり塗装完成でした。

カラー見本が画像のため、色味が多少異なるのは仕方がないとしても、バーストの仕方までが全く違うのは、これって・・・。

という感じです。

塗装工程が完了する前に変更・修正ができる時点で確認させていただきたいとメーカーにお話ししていたのですが、聞いてもらえず、結局はクリアも塗ってしまい修正できない段階での連絡で、結果このような顛末に。。。

修正するのであれば、あとは、塗装を剥がし再塗装するしかないそうです。

しかも別料金がかかるとのこと。

しかし、一番残念なのは、ボリュームノブの位置です。

メーカ側が何も考えずに通常のDST-Proと同じ位置に穴を開けてしまったので、エスカッションをつけてハットノブを装着すると、かなりエスカッションとボリュームノブの位置が接近してしまいます。

これも、加工前に画像を確認させていただきたい旨、メーカーには伝えていたのですが、すべて加工が終わり穴が開いた状態(修正ができない状態)で、画像が送られてきました。

本来なら、エスカションの装着でピックアップの位置が外に張り出す分と、ハットノブの円周の大きさを考慮して、ボリュームノブの位置をずらしていただきたかったなぁ〜と。。。

もともとDST-Proは、他メーカーの通常のこの手のギターよりピックアップとボリュームノブの位置が接近しています。

しかも、もともとレギュラー品としてエスカッションを付ける仕様が販売されていない上、エスカッションをつけてハットノブを付ける仕様も販売されていません。

しかし、ボリュームノブはピックアップ(エスカッション)と干渉しないから大丈夫だろうというメーカー側の目測から、使い勝手や見た目を考えず、いつも通りの位置で穴を開けしまったのだと思われます。

エスカッションとハットノブは、ギリギリ干渉こそしないものの、エスカッションとハットノブの隙間はほぼなく、間に指も入らないため、ピッキング時の操作性が極めて悪いという結果に。

もともと、HATA製のハットノブを付ける仕様でオーダーをしていたので、エスカッション装着後にきちんとハットノブが収まるかどうかを確認してから、ボディに穴を開けていただきたかったなぁ〜と思います。

結局、オーダーしたHATA製のハットノブは無駄になりますが、通常の円柱型のノブに変更するしかありません。

これであれば、エスカッションとボリュームノブの間になんとか小指が入るくらい隙間ができます。

しかし、ノブを変更するため、さらに別料金がかかるそうです。

もともと、ピックアップにエスカッションを付ける仕様をお願いした時も、トラスロッドのアジャスト位置が通常のDST-Pro同様、ネック側のフロントピックアップの上の位置のままで仕様書が上がってきました。

これでは、エスカッションを付けるとアジャストの穴がエスカッションの下に隠れてしまい、メンテナンスが大変です。

そこで私から提案して、ヘッドアジャストにオプション扱いで変更してもらったということもありました。

フロントにエスカッションの付いているギターは、よほどレイアウトに余裕がない限りヘッドアジャストにするのが普通だと思うのですが、メーカーからはなんらアドバイス・意見・提案がなかったので、あのまま作られていたら・・・と思うと少し怖い気がします。

せっかく、わざわざ長野にまで行って選定した材で、拘りの仕様でメーカーを信じて製作をお願いしたギターなだけにとても残念です。

修正ができる段階で確認をお願いしても、工程の途中だから画像は送れない、ルール化していないので難しいと、メーカから後から言われました。

しかし、プロの方の画像を送る時は、製造工程の途中でも画像を送付し確認しているようですので、残念ながらアマチュアだと甘く見られるのかもしれません。

海外メーカーと異なり、日本語が通じ、まめに仕様確認をしながら進められるところが、日本の工房でカスタムオーダーをする最大のメリットなのですが・・・。

それが出来ないのであれば、海外の有名メーカーでカスタムオーダーする方が良いですね。

お値段は市販品のT's Guitarsとは異なり、海外有名メーカーでカスタムオーダーするのと同じかそれ以上のお値段ですから・・・。

やはり、日本製は大量生産またはレディメイドくらいの市販品を購入する方が、安くて品質が安定していますね。

もともと、T's GuitarsはOEMから成り立った会社なので、尚更そうなのかもしれません。

T's Guitarsは、市販のレギュラー品は、評価が高いものの、一からカスタムオーダーをするとなると、オーダーする側がよほど細かく全ての仕様を指定し、その製造工程をきちんと管理できないと、なかなか思うようなギターにならないのかもしれません。

これまで、国内外の色々なメーカーにカスタムオーダーをお願いしてきましたが、ここまで色んなことが上手くかみ合わない事例は初めてです。

しかも、まだまだ他にも難題があります。

それはまた後日ということで・・・。

改めて、カスタムオーダーの難しさを痛感しました。

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コメント

あまりにも酷い仕事で同情致します。
せっかくの材がこれではかわいそうですね。

T's Guitars、アウト!bleahな感じですね

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