« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009年4月30日 (木)

Sonic Research Turbo Tuner ST-200

Sonic_reseach_turbo_tuner_st200 実は、今回構築したポータブルセットのチューナーは、当初KORG PITCH BLACKではなく、Petersonを凌ぐ精度と反応速度で一部で話題になっているSonic Research Turbo Tuner ST-200を検討していました。昨年、一時期、巷で話題になっていましたので、ご存知の方も多いかと思います。

トゥルーバイパス、ストロボチューナーであることはもちろんのこと、なんと±0.02 centsという精度と反応速度が売りで、筐体もアルミダイキャストボディで堅牢かつ手頃な大きさ。小さなボードに入れるにはもってこいのチューナーという訳です。更に、性能は、Petersonを凌ぐにも関わらず、価格は比べものにならないほど安い(なんと1万円台!)のです。しかし、難点もあります。如何せん、まだ日本では正規代理店での販売がされておらず、メーカー直販サイト等からしか購入出来ないのです。

ということで、一旦、今回の購入は見送り、次回のシステム変更時に再度導入を検討する事としました。Sonic Research Turbo Tuner ST-200については、数多くYou Tubeにもデモが出ていますので、機会があれば確認されてみてください。日本で正式発売になれば、大ヒット間違いなしでしょう。独占状態であったPetersonにも、かなり手強い競合相手が出てきましたので、今後は廉価版チューナーが出てくるかもしれませんね。いずれにせよ、もうしばらく待ち状態かなぁと思っています。

※画像は、Sonic ResearchのHPより転載しています。

2009年4月29日 (水)

ポータブルセット(10)

Portable_set6 これは、KORGのボリュームペダルでVP-10です。今回のボードには、CAJのお薦めであるKORGのペダルを初めて導入してみました。今までGoodrichやErnie Ballしか使用したことがありませんでしたが、多機能ペダルということが決め手になりました。GoodrichやErnie Ballと比べて、踏み幅が浅く、ペダルの踏みが軽いため、バイオリン奏法をする際、多少の違和感がありましたが、すぐに慣れました。さすが、CAJお薦めペダルだけの事はあります。価格も安いですし、これは確かによいペダルです。

ご存知の通り、ボリュームペダルはインピーダンスに気をつけて、モデルを選択しなくてはなりません。今回のシステムでは、CAJにてハイインピーダンスモデルが最適という判断になりましたが、CAE RS10、CAJ RS616、CAJ RS442等のフットコントローラーの後に繋いだ場合や、アンプのセンド・リターンに繋いだ場合などは、ローインピーダンスの物を選択した方が良い場合もありますので、少しお高くても、どちらも使えるハイブリッドタイプを購入しておくのも手かもしれません。

ちなみに、私のシステムにローインピーダンスのXVP-10を繋いだ場合、ボリュームカーブのラインがスムーズに上がらず、急に音量がアップするなどの事象が出たようです。好きなミュージシャンと同じ機材を購入したい気持ちは山々ですが、ご自身のシステムにインピーダンスの異なるボリュームペダルを繋いで、事象を確認してから購入する事も大事です。一見したところ、見た目ではなかなかわかりませんが、ミュージシャンの機材は何かしらMODして手が加えられていることも多いわけですから・・・。

2009年4月28日 (火)

ポータブルセット(9)

Portable_set5 これは、ILITCH Twin Driveです。私はこれで2台目の購入になります。それほど、お気に入りのエフェクターです。ch1はILITCH Heavy Metalと同様の回路のためクランチからハイゲインまでをカバーするリード・チャンネル、ch2はクリーンサウンド用として使い分けています。単なる歪み系エフェクターというより、2チャンネルのプリアンプと言う方が正しいかもしれません。また、チャンネルを問わずTubeライクなサウンドが出せます。Tubeの歪み、Tubeのクリーンサウンドの両方を使い分ける高中さんを意識するなら、ILITCH Twin Driveは必需品であると思います。事実、高中さんもILITCH Heavy Metalをお使いになっています。

高中さんは、プロですのでMesa BoogieやSuhrのTubeアンプを常に持ち運べますので、歪み1チャンネルのみのILITCH Heavy Metalでよいのですが、スタジオやライブ会場によって異なるアンプを使用しなくてはならない私達の場合、安定したサウンドをキープするのに、ILITCH Twin Driveは大活躍すると思います。

その他、クリーンサウンドを常に一定にTubeライクにするエフェクターとして、Xotioc RC BoosterやLandgraff CleanBoostがあります。これらも大変よいエフェクターの一つです。しかし、私のこのシステムでNova system以外の別の歪みが欲しい時は、更にもう一つ別の歪み系エフェクターが必要になります。サウンドには好き嫌いがありますが、私は個人的にILITCH Twin Driveの音が好きなので、こちらを選択しました。Nova systemの歪みだけで良い方は、あえてILITCH Twin Driveにする必要はないかもしれません。また、ILITCH Twin Driveを単体で使うと、ch1でNova systemでは出せない歪みの音を作ってくれる他、ch2とNova systemの歪みを組み合わせれば、Nova systemのオーバードライブ、ディストーションを更にTubeライクにしてくれる効果もあります。

私の場合、ボードスペースの関係から、縦向きに置く事が出来ませんでしたので、チャンネルの踏み分けがしやすいよう、底上げをした上で、右向きに横に倒して設置しています。この辺りもポイントですね。

2009年4月27日 (月)

ポータブルセット(8)

Portable_set2 まずは、高中サウンドに欠かせないdyna compからご紹介します。これはWEEDにMODしていただいた物です。MOD内容(サウンド)は市販品と全く同じですが、若干、私専用に見た目を変更してあります。一つ目は、ノブです。通常は白いノブに変えられていますが、これは本来のMXRノブに戻してあります。二つ目は、LEDです。高輝度の緑色LEDにしてあるところは同じですが、クリアレンズが異なります。市販品は視認性を考慮し、円柱型にタイプに交換してあるのですが、私のは本来のMXRと同タイプのクリアレンズにしてもらいました。気分の問題ですが、「WEED」のシールがなければ、パッと見、通常の市販dyna compにしか見えないと思います。私は、いかにも「MODしました!」と言わんばかりの機材を使うのがあまり好きではありません。普通に見えて、実はさりげなくサウンドや機材に拘っている(音が違う)というところに美学を感じるのです。

Portable_set4_2 次に、チューナーのKORG PITCH BLACKをご紹介します。さすがに、私が普段他のボードで使っているPetersonと測定精度の差こそ比べられませんが、トゥルーバイパスですし、メーターモード、フル・ストロボモード、ハーフ・ストロボモード、ミラーモードの4つのLED表示方法もあり、使い勝手もよいと言えます。モードの切り替えは、背面のボタンを押すだけで簡単に出来ます。ちなみに、私はハーフ・ストロボモードで使用しています。また、内部のバッファー・アンプを通さず出力されるので他のエフェクターとの共存性も高い(他に接続したエフェクターのキャラクターを損なわない)上、測定誤差も±1セントと実用的な値です。LEDの色も大きさも見易すく、ポータブルセットに組み込むには十分なチューナーであると思います。

大きさもMXRサイズですし、堅牢なアルミ・ダイキャストボディであること、ミュートスイッチが付いているところもよいですね。

2009年4月26日 (日)

ポータブルセット(7)

Portable_set1_2 テレビを見ていると、不景気のせいかこのGWは、昨日から16連休の方や、来週水曜から12連休の方もおられるそうですね。私は暦どおりの勤務です・・・。16日間も旦那(またはお父さん)が家にいられたら、家族はきっと迷惑でしょうね・・・。男とは辛いものです。トホホ・・・。

Portable_set7 さて、出来上がったポータブルセットを、昨日、いつもの楽器店に行って受け取ってきました。自宅に帰ってから、マジマジと機材を眺めると、「満足」の一言。素晴らしい出来栄えです。CAJにシステム構築をお願いすると、ご覧の通り、Nova system等の電源コードやエフェクターに繋ぐ9VDCコードも適正な長さに揃えてもらえます。また、Cableが不要に長いと音質劣化を招く上、美観や取り回しもよくありませんので、これもオーダーメイドで適正な長さに整えていただき、きれいにまとめてもらえます。しかも、Cableプラグには、「どの端子から来たプラグか」、「どの端子に繋ぐプラグ」かがテプラで明記してあり、メンテナンスの容易性も確保されています。もちろん、CableはCAJのCableで、プラグはSwitch Craftが使われ、自分のシステム専用に採寸して作られたオーダーメイド品です。こんな事は自分ではなかなか出来ません。

また、今回からエフェクターを底上げする木材の安定性を図るため、ボードに穴を開けて底上げ用の木材を固定する金具を取り付ける事になったようです(ILITCH TwinDriveの下にある黒い金具が見えるでしょうか・・・)。今までは、住友3Mの強力な専用マジックテープで底上げ用の木材をボードに固定していましたが、時々、外れることがあったからでしょうか?ボードに穴を開けることが嫌な方は、今回からの底上げ方法には躊躇してしまうかもしれませんが、運搬時や演奏時も、この方が安定性が増してよいと思われます。

Portable_set3_3 私は、インターフェイスにMIDI(キャノン)をつけてもらったので、外部のMIDI機器をNova systemから制御することが出来ます。また、アウトプットも、Stereo接続とMono接続の場合で、Cableをインターフェイスのどの端子に繋げばよいかすぐに判別できよう、テプラで明記してもらっています。これでスタジオに入った時も、機器のセッティングが簡単にできるので、今後ますますスタジオ入りの機会が増えそうです。「Cableをギターからエフェクトボードへ」、「Cableをエフェクトボードからアンプへ」、「電源コードをエフェクトボードからTapへ」のたった3手間で、この機材が使えるのですから・・・。しかも、小さくて持ち運びに便利なサイズですし・・・。

早速、スタジオにこもって爆音で弾き倒してこようと思います。

2009年4月25日 (土)

Blogに「ジオターゲティング」を導入

Photo Blogをオープンして、まだ2年経ちませんが、気が付くと、「な・ん・と」アクセス数が20万件を突破していました。私のサイトは、本家、高中さんのBlogよりも後にオープンしたのですが、今ではアクセス数が約2倍あるようです。これは、本当に嬉しいことです。ありがとうございます。

実はこれを機に、先日Blogのレイアウトを少し変えたのですが、新しいBlogツールが入っているのに気付いていただけましたか?左下にある全国地図です。この地図は、前日のアクセスがどの地域からあったかがわかるというシロモノです。すると、どうでしょう!?ほとんど全国の都道府県で、Blogを見ていただいているではないですか!今まで、特段何のPRもしてきませんでしたし、Blogもギターも素人の私のサイトに、これだけもの人が訪問いただけるなんて、本当に「感謝!感謝!」です。

それにしても、世の中、便利な時代になったものです。これからも、皆さんからのご意見、ご質問等をドンドン「コメント覧」にお願いいたします。私も、更に高中サウンドを追及し、よりよいサイトにしていきたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

2009年4月24日 (金)

ポータブルセット(6)

Itaya_tcnova_system_20090423 一昨日から昨日にかけて、CAJで組み込み作業を行っていただき、早速、組み込み後の画像を送ってもらいました。左の画像のように出来上がったようです。本日(4/24)にも、CAJでサウンドチェックが行われ、問題がなければ、土曜日にも受け取る事ができます。

実物が手元に届きましたら、一つ一つの機材について詳しくご説明いたしますが、結局、ボリュームペダルは、KORG VP-10なったとのことでした。やはり、アンプのセンド・リターン(ライン)につなぐ訳ではないので、歪みエフェクターの後でも、ローインピーダンスよりハイインピーダンスのボリュームペダルの方が相性がよかったようです。

CAJにシステム構築の依頼を出した当初は、

  • CAJ Custom Interface
  • KORG PITCH BLACK
  • Xotic RC Booster
  • KORG VP-10
  • t.c. electronic Nova system
  • CAJ DC/AC Supply 8.1
  • CAJ/4055エフェクトボード 

と、完成品よりもかなりシンプルなセット案でしたが、何度も悩み悩んだ結果、エフェクトボードに入る限りの物を詰め込んだ欲張ったセットとなってしまいました。それも、縦幅が40センチ、横幅が55センチのボードにこれだけの機材を納めた訳ですから、かなり効率的なボードの使い方が出来たというべきなのでしょう。もう、これ以上は、何も入る隙間がありません。しかし、機能、音質、ポータビリティのどれをとっても、かなり満足度の高いボードができたと思います。

明日の土曜日が楽しみです。

2009年4月23日 (木)

ポータブルセット(5)

System_board CAJにシステム構築を依頼すると、一体どういう利点があり、費用はどれくらいかかるのか?というご質問がありましたので、ご説明したいと思います。今回構築するNova sysytemを中心としたポータブルセットの場合、エフェクターやボード代を除く純粋なCAJ依頼費用は・・・

  • System Design/Install/testing @4,000円×5台(エフェクター3台+チューナー+ボリュームペダル)=20,000円(税抜き)
  • Patch Cable @3,000円×7本=21,000円(税抜き)
  • Midi Cable @3,500円×1本=3,500円(税抜き)
  • Pedal Board Inteaface @15,000円×1式=15,000円(税抜き)
  • DC/AC Supply 8.1 @38,000円×1式=38,000円(税抜き)

となり、合計97,500円(税抜き)です。DC/AC Supply 8.1は、現在単体販売を行っていませんのでシステム構築時にカスタム生産となりますが、楽器店によっていくらか割引がある場合もあります。しかし、それ以外の費用については割引がありません。私の場合、将来の拡張性を踏まえ、InterfaceにMIDI端子(キャノンタイプ)を作ってもらいましたので、Midi Cable代が別途、追加されています。しかし、通常、このシステムだと、MIDIは必要ありませんし、DC/AC Supply 8.1の割引分までを考慮すると、正味9万円前後(税抜き)の費用がかかることになります。また、Cableや電源、インターフェイスはCAJに依頼するか否かに関わらず、必要なものだと考えると、実質2万円(税抜き)ということになります。今年の4月1日より、CAJへのダイレクト・オーダーが開始されましたが、楽器店経由と価格が同じなのか、ダイレクト・オーダーなので直接申し込んだ方が安いのかは、残念ながらよくわかりません。

この価格が高いと判断するか安いと判断するかは個人によって異なりますが、ボードの奥の方にエフェクターをセッティングする場合、足で踏みやすいようエフェクターの下に黒い木材を挟み底上げしてくれたり、エフェクターへの電源供給コードやPatch Cableを丁度よい長さにオーダメイド製作してくれたり、ノイズが出ないエフェクターの位置・配列や最適なエフェクターや機材を提案してくれたり、必要に応じエフェクターや機材をMODしてくれたりする費用も含まれています。また、費用は別になりますが、Interfaceなどシステム構築に必要な機材もある程度までは作ってもらえます。これは、システム構築を依頼した方だけの特権で単体での製作は受け付けていません。

せっかくよい機材を購入しても、正しい接続方法や接続順、無駄に長いCableを使用し、本来の音を出せていない残念なシステムをよく見かけます。私も以前は自分でシステムを構築していましたが、音やせに悩まされていました。CAJを知らなければ、エフェクターとはこんなものだろうと思っていたと思います。しかし、エフェクターを2台以上組み合わせた時から既に立派なシステムなのです。電源の取り方、Cable、エフェクターの位置・配列、接続方法などで音は大きく変わります。個人的には、CAJのような専門業者にシステム構築を依頼するのが、結局はお金を掛けずに、掛けたお金を有効に活用できる最も良い手段であると思います。または、初回のみ製作してもらい基本的なエフェクトボードのスタイルを構築したあと、必要に応じご自身がDIYで機材入替えを行うというのもよいかもしれません。いずれにせよ、最初に構築するときに汎用性や拡張性を考慮してシステムをデザインするとよいと思います。ちなみに、私の場合は希望する「コンセプト」・「必要な機材」・「必要機能」・「配列」・「使い方」をいつもExcelに記入し楽器店経由でCAJと相談しながら作っています。

システム構築をしてくれる業者としては、CAJやProvidence(Free The Tone)等が有名ですが、その他にも良いシステムを構築してくる所はたくさんあります。私はCAJ派ですが、業者によってシステムデザインやサウンドポリシーが異なりますので、早く自分に合った業者を探すことが良い音を出すコツかもしれません。

※画像は、CAJのHPから転載しています。

2009年4月22日 (水)

Eventide PitchFactor 発売!

Eventide_pitchfactor 発表されてから、かなり時間が経過しましたが、ようやく日本でもEventide PitchFactorが発売となりました。フロアタイプのピッチシフターとしては最高峰のスペックを誇るようです。
10種類のピッチシフトを搭載し、最大4ヴォイスまでのダイアトニック(全音階)ピッチシフトと、最大1500msのデジタルディレイを搭載しています。この度、Eventide Stomp BoxシリーズにHarmonizerが登場したことで、あとはリバーブさえ出てくれれば
、空間系はバッチリEventideで決められると言ったところではないでしょうか?しかし、このPitchFactorだけでも、かなり音つくりが出来そうですので、これ一台でマルチ的に使うことも出来るかもしれません。もちろん、リバーブ代わりにもなると思います。もし、EventideがFactorシリーズをもとに、フロア型空間系マルチを10万円前後で作れば、飛ぶように売れると思うのですが・・・。

一方、100のプリセットが出来る点も、このクラスのエフェクターでは群を抜いています。もちろん、価格の方も群を抜いているのですが・・・。

ちなみに10種類のピッチシフトとは

  1. Diatonic
  2. PitchFlex
  3. Quadravox
  4. Octaver
  5. HarModulator
  6. Crystals
  7. MicroPitch
  8. HarPeggiator
  9. H910 / H949
  10. Synthonizer

その他、ビルトイン・チューナー、MIDI、MONO & STEREO切り替え、GUITAR/LINEレベルに対応、USBによるプログラム・アップデートに対応など、いたれりつくせりです。CAJのHPでSound Sampleを聞きましたが、さすがいい音です。やはりディレイが入っているところがミソなんだと思います。定価は80,850円(税込み)、市場価格は68,700円(税込み)です。高額な機材ですが、それにしても欲しい一品です。

2009年4月21日 (火)

DUNLOP/Cry Baby EW-95V

Ew95v 左の画像は、Nova systemを中心としたポータブルセットのシステム検討時にボリュームペダルの候補の一つとして検討した「クライベイビー」+「ボリュームペダル」の 2 IN 1モデルのEW-95Vです。ワウ・モードオフで自動的にボリューム・モードに切り替わる上、0~+16dbの範囲で調整可能なブーストつまみが側面にあるなど、魅力的な機材ですが、私はワウをあまり使わないので、選択肢から外れました。

ワウとボリュームペダルを両方を使う方で、ボードの少スペース化を希望される場合は、最良の機材だと言えますね。

2009年4月19日 (日)

ポータブルセット(4)

Nova_system1 このシステムの公開をしてから、意外に多くの方から反響がありましたので、もう少し詳しくご説明していきたいと思います。t.c. electronic Nova systemは、これ一台で歪み系も空間系も十分ライブに耐えうる万能マルチですが、インターネットを探しても、試奏した人のコメントこそあれ、実際購入した人がどのような接続方法、セッティングをしているかの情報は全くと言っていいほどありません。

そこで、T-Soundの私としては、Nova systemの最良の接続方法、セッティングを検討すべく、今回のシステム構築に至った訳です。私の場合、ライブの数日前に普段持ち運び用に使っているサブ・システムが故障したため、マルチ嫌いの私が、やむなく購入する事になった訳ですが、意外にもかなり気に入ってしまい、これを普段から最も使えるお手軽システムとして使いたいと思ったのです。しかし、購入時に私が感じたNova systemの課題は・・・

  1. 歪みが優等生すぎて好みが分かれること
  2. クリーン時の音質が接続するアンプに依存しチューブサウンドが出せない場合があること
  3. 外部へ供給する電源(AC・DC電源)がないこと
  4. ミュートスイッチがないこと
  5. ボリュームペダルがないこと
  6. 外部接続のループがないこと
  7. オートワウ・ワウペダルがないこと
  8. ワーミーペダル(エクスプレッションペダル)がないこと
  9. エフェクトの接続順が変えられないこと
  10. 価格が高めであること

かなと思います。しかし、これらが全てクリアされていれば、更に5万~10万は高くなり、G-Systemとの差がなくなってしまいますから、きっと今の機能が設定価格と折り合っているのでしょう。

  • 課題1・2は、Ilitch Twin Driveを接続することで解決(クリーン時またはNova systemの歪みを使用する時はTwin Driveのch2を掛け放しにし、Nova system以外の歪みが欲しい時はch1を使用)
  • 課題3は、CAJ DC/AC Supply 8.1を導入することで解決
  • 課題4は、KORG PITCH BLACK(チューナー)のフットスイッチ(ミュートスイッチ)で兼ねることで解決
  • 課題5は、KORG XVP-10を導入することで解決
  • 課題6は、空間系はNova systemだけで十分であると割り切り、必要なその他エフェクターNova systemの前に繋ぐことで解決
  • 課題7・8は、私がほとんどワウやワーミーを使わないので不要と割り切ったことで解決(どうしても使用したい場合は、別途エフェクトボードの外に設置)
  • 課題9は、この価格帯のエフェクターでこの機能を実現するのは難しいので諦め
  • 課題10は、私の場合新品を7万円台で購入できたのでよしとしました

Nova_system2 また、高中サウンドには、MXR dyna compがかかせませんので、WEED MODを導入しました。接続順は、ギター ⇒ CAJ Custom Interface ⇒ KORG PITCH BLACK ⇒ dyna comp(WEED MOD) ⇒ Ilitch Twin Drive ⇒ KORG XVP-10 ⇒ Nova system ⇒ CAJ Custom Interface ⇒ コンボアンプのInput(ステレオで繋ぐ場合はコンボアンプ2台ともにInput)の順です。空間系をより良いサウンドにするには、コンボアンプのセンド・リターンにNova systemを繋ぐ方が望ましいのですが、そうすると、配線上Nova systemの歪みが使えなくなるので、これも割り切りました。

コンパクトエフェクターをこのように直列で繋ぐと、通常は音が劣化し、エフェクターを単体で弾いた時のサウンドと「音質が違う」、「音やせが激しい」、「音がこもる」、「音量が変わる」等の事象が発生します。そのため、トゥルーバイパスである製品を選ぶことがポイントとなります。KORG PITCH BLACK、dyna comp(WEED MOD)、Ilitch Twin Driveは全てトゥルーバイパスであるため問題ありませんが、KORG XVP-10はトゥルーバイパスでないため、音質劣化を避けCAJの提案でNova systemの直前に接続することにしました。ヴォリュームペダルの前に歪み系エフェクターを挟んでいますので、ローインピーダンスのXVP-10が良いと思われますが、念のため、システム構築時にCAJで実際にVP-10も繋いでもらい、ノイズや音量差の出ない方を選んでもらうようお願いしています。ヴォリュームペダルにバッファーが付いている物、トゥルーバイパスになっている物、ローインピーダンス・ハイインピーダンスの切り替えができるハイブリッドタイプの物であれば、接続位置も変わってくるかと思いますので、個々の機材で検討する必要があるでしょう。

Xvp101 私がボリュームペダルにKORG XVP-10を選んだ理由は、ワウは使わないので純粋なボリュームペダルでよかったこと、以前からCAJのお薦めペダルであったこと、ペダル・スプリング機能(任意の位置まで自動的に押し戻す機能)が搭載されており、ソロの時に踏み込んだペダルから足を離した瞬間に戻すことができること、ミニマム・ボリューム・ツマミにより、ペダルを最小の位置にしたときのボリューム・レベルを最大の位置の0~約50%にまで設定できソロとバッキングの切り替えが便利なことが上げられます。多機能で便利なボリュームペダルですから、ポータブルセットに組み込むには最適だと思います。

ちなみにNova systemはエクスプレッションペダルも接続できるため、エクスプレッションペダルとしても使用できるXVP-10をワンタッチでボリュームペダル⇔エクスプレッションペダルが切換えられないかも検討してみましたが、残念ながら難しいと判明し諦めました。

エフェクターの機能を充実させればボードは大きくなり、小さくすれば満足を得られない・・・。いつもシステム構築はジレンマに陥りがちです。しかし、今回のシステムは今年43歳になる私が容易に持ち運びが出来るサイズで、必要な機能と満足できるサウンドを両立できたシステムだと思います。4月末頃の完成が待ち遠しい日々です。

2009年4月18日 (土)

ポータブルセット(3)

Jpt_novasystem_021 t.c. electronic Nova systemについてコメントを頂きましたので、ご回答したいと思います。Nova systemの横に置くペダル・・・。選択が難しいですね。でも選択の決め手は、自分がこのボードで何を目指すかではないでしょうか?画像はPeter ThornのNova systemのセットです。彼の場合、ワウとボリュームペダルが一緒になったタイプを使用していますね。

私の場合、

  1. 持ち運びが簡単にできること。
  2. 可能な限りこのボード一台で多彩な音・機能が出せること。
  3. アンプを選ばず常にチューブサウンドが出せること。
  4. 音質が良いこと。
  5. 高中サウンドに近い音が出せること。
  6. セッティングが簡単なこと。

の順に要望が満たせるボードを目指しました。常にチューブサウンドを出すために、Nova systemの前に、ILITCH TwinDriveを置き、常時掛けっぱなしにする予定です。ボリュームペダルは、ノイズ対策の関係からILITCH TwinDriveの後に置くこととなり、ローインピーダンスのボリュームペダルを選択する事にしました。もちろん、ギターから直接接続する場合は、ハイインピーダンスモデルを選ぶ必要があります。

ボリュームペダルの特徴として、KORGは堅牢で多機能で安価。ERNIE BALLは踏み心地と音質重視。KORGもERNIE BALLもハイインピーダンスとローインピーダンスの2種類があるため、セッティングの仕方次第で購入するブランドやインピダンスを選択されるとよいかと思います。的確なインピーダンスの選択と、的確な接続順で繋げば、良い音に繋がります。ちなみにKORGには「XVP-10」とは別に、名前も外見もよく似た「VP-10」というハイインピーダンスのモデルがあり、CAJお薦め製品でもあります。少しお高いですが、個人的にはGoodrichかShin'sのハイブリッドタイプのパフェクトボリュームが音質、踏み心地、汎用性の面で最高だと思います。

※画像は、t.c. electronicのHPから転載しています。

2009年4月14日 (火)

ポータブルセット(2)

2 久しぶりにブログをアップします。実は、ブログの大改造をしようと悪戦苦闘していましたが、なかなか納得のいくデザインができず、結局、元の形に戻ってしました。それでも、若干は、画面を変えているのですが、気付いていただけた方は、おられるでしょうか?

さて、現在、CAJで構築を検討している「ポータブルセット」の全容を公開いたします。

  • t.c. electronic Nova system
  • CAJ/4055エフェクトボード
  • KORG VP-10
  • KORG PITCH BLACK
  • MXR dyna comp(weed MOD)
  • ILITCH Twin Drive
  • CAJ Custom Interface
  • CAJ DC/AC Supply 8.1
  • KORG PITCH BLACKは、単なるチューナーとしてだけではなく、ミュートBOXとしても使用します。MXR dyna comp(weed MOD)は、高中サンウンドを出すためには必須です。しかし、なぜ純正のdyna compにしなかったかというと、t.c. electronic Nova systemの前に接続するため、トゥルーバイパスである必要があったためです。決め手は、ILITCH Twin Driveです。t.c. electronic Nova systemのアナログ歪みは賛否両論ありますが、それなりに良い音をしていると思います。しかし、ILITCH Twin Driveを通常はクリーンチャネルにしておき、t.c. electronic Nova systemの歪みで出せない音をこれで出そうと思っています。ちなみに、ボリュームペダルも、何気にKORG XVP-10からKORG VP-10に変更しています。気付いていただけましたか?

    その他、アイディア満載です。システムが出来上がってきましたら、またレポートいたします。お楽しみに。

    « 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

    最近のトラックバック

    無料ブログはココログ