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2008年6月

2008年6月30日 (月)

ボリュームペダルの接続(3)

6166 ギターから直接出る信号は基本的にハイインピーダンスです。そのため、ギターのすぐ後にボリュームペダルを繋ぐ場合は、ハイインピーダンスのモデルを選ぶと良いでしょう。ボリュームペダルを繋いだら「音痩せした(音が細くなった)」、「音質が変わった」、「ノイズが入った」、「ハイ落ちした」などという経験はありませんか?この原因の大半は、異なるインピーダンスのボリュームペダルを繋いでいることに起因する場合が多いのです。

6180 ギターのすぐ後にボリュームペダルを繋ぐということは、ギター本体についているボリュームが、もう一つ足元にもあると考えればよいでしょう。プロのミュージシャンは、曲調に合わせてギター本体についているボリュームを調整していることがあります。もちろん、バイオリン奏法に使っている場合もありますが、大半はギターの出力信号を下げ、ブースト(歪み)量を下げている場合が多いようです。いわゆる音質の調整に使っていると考えてください。これに伴い音量も自然に変化していると考えるほうが良いかもしれません。従って、この位置にボリュームペダルをセッティングする場合は、ソロとバッキングでブースト(歪み)量を変えたい場合(もちろん音量も変わります)に適しているのではないかと私は考えています。

Boss_fv500h 事実、ハイインピーダンスのモデルには、ボリュームを切った時に音量が「0」になるだけでなく、最低音量を設定できるモデルがあります。まさに、ソロとバッキングで異なった音質(音量)に一発で踏み分けられるのです。

時々、ブースターをエフェクトボードに入れ、ソロ時にONにする事で、ブースト(歪み)量と音量をアップさせるという方を見かけます。ボリュームペダルがあくまでもギター本来のブースト(歪み)量の範囲内で音質(音量)を調整するのに対し、ブースターは、ギターが本来持つブースト(歪み)量に更にブースト(歪み)量を加えられるという点が異なります。

ハイインピーダンスのボリュームペダルの代表的なものとしては・・・

  • Goodrich #120
  • ERNIE BALL #6166、#6180
  • Shin's Music PERFECT VOLUME NORMAL
  • KORG VP10
  • BOSS FV-50H
  • BOSS FV-500H

などがあります。機能的には、KORGが最もよいかと思いますが、踏み心地やボリュームカーブの自然さから、Goodrich#120やERNIE BALLを使用するプロが多いのも事実です。高中さんもGoodrich#120を使用されていますが、その使い方から考えると、恐らくローインピーダンスにMODされているのではないかと思われます。事実、Goodrich#120をShin's MusicのPERFECT VOLUMEにMODされた事もあると聞いています。

ハイインピーダンスのモデルは、ギターのすぐ後ろに繋ぐため、ハムバッカーとシングルPUの平均値を取り、250KΩを使用したものが多いようです。同じメーカーのボリュームペダルでも、ローインピーダンスのモデルとハイインピーダンスのモデルがある場合がありますので、注意しましょう。

2008年6月29日 (日)

完成間近! NEW サブ・エフェクターシステム

New_sub_system1 構想から半年。現在、私がCAJで構築しているサブ・エフェクターシステムがほぼ完成し、確認のために、画像が送られてきました。これは、2007年10月3日のブログでご紹介したサブ・システムをバージョンアップしたものです。詳細は、現物が自宅に届きましたらご紹介いたしますが、少なくとも、現在、世の中にあるコンパクトエフェクターで構築できる究極のシステムではないかと自負しています。

ちなみに、右斜め上にあるBOXは、今年の6月9日のブログでご紹介した「Mixer 兼 Buffer 兼 InterFace」です。詳細のご報告は、今しばらくお待ち下さい。

2008年6月28日 (土)

ボリュームペダルの接続(2)

Dls_chorusvib_takanaka アンプのセンド/リターンにボリュームペダルを繋ぐには、ローインピーダンスのボリュームペダルを選ばなければなりません。「インピーダンス?」「何?」という方のために簡単にご説明します。私も専門家ではないので、難しいことは分かりませんが、インピーダンスとは大まかに言うと「抵抗値」のことです。電圧/電流の比で算出され、単位はΩ(オーム)で表されます。ギターのピックアップの出力は、ハイインピーダンスです。ところがアンプのセンド/リターンなどのライン入力はローインピーダンスのため、インピーダンスの合わない機材を接続すると、ノイズが入ったり、音痩せ、ハイ落ちなどの症状が出てしまいます。

インピーダンスの異なるものをどうしても繋ぎたい場合、これを回避するために、D.Iでハイインピーダンスからローインピーダンスに変換する人もいます。画像の通り、高中さんもDLSの「Chorus-Vib」にD.Iをつけてローインピーダンスに変換し、アンプのセンド/リターンに繋がれているようです。

ちなみに、パッシブ(ハイインピーダンス)、アクティブ(ローインピーダンス)ですので、知っておくと何かと便利です。

※画像はK-STUDIOさんのHP(CAJのHP画像)から転載しています。

2008年6月27日 (金)

ボリュームペダルの接続(1)

Goodrich エフェクター知識の「初回」は、ボリュームペダルの繋ぎ方についてご説明したいと思います。皆さんはどういう基準でボリュームペダルを選ばれますか?有名どころでは、「Goodrich」「ERNIE BALL」「KORG」「Shin's Music」「Sho-Bud」「BOSS」などがありますよね。高中さんは、「Goodrich」を使用されることが多いですが、過去には「ERNIE BALL」「Sho-Bud」を使用されていた時期もありました。しかし、ボリュームペダルは、求める機能・使い方によって選ぶペダルも変わってきます。私は、

  1. ペダルを絞った時に、ディレイやリバーブの残響音を自然に消したい。
  2. アンプの歪みやエフェクターのホワイトノイズをペダルを絞るほど減らしたい。
  3. ボリュームペダルを繋ぐことによる音質劣化を最小限に留めたい。

と思います。特に高中さんの曲でバイオリン奏法を必要とする場合、残響音が自然に消える事がマスト条件になります。これを実現するには、「アンプのセンド → ボリュームペダル → 空間系エフェクター一式 → アンプのリターン」の順で繋ぐと良いと思います。そのためには、ちょっとだけ気をつけなくてはならないことがあるのです。ちなみに、画像はデジマート(青江楽器)にでていたGoodrichですが、最新式は色合いがグレーになり格好良くなっていますね。

・・・次回に続く。

※画像はデジマート(青江楽器)より転載しています。

2008年6月25日 (水)

DVD「安藤まさひろ 徹底解析」

Dvd 高中さんとは直接は関係ありませんが、フュージョンギターの練習や機材のヒントに、よいDVDがありますのでご紹介します。これは、T-SQUAREのギターリストである「安藤まさひろ」さんがインストラクターをしているDVDです。代表曲の”TRUTH”、”CONTROL”などの映像をもとに、アドリブ・ソロにフレーズの作り方、考え方を詳しく説明しています。DVDの中の曲は、T-SQUAREの曲を題材にしており、TAB譜も付録でついています。

CAJで組み込んだ使用機材についても詳しく解説してあり、アンプのセッテイィングについても、ばっちり確認できます。自分の持ちフレーズの練習に、よいDVDだと思いますよ。

2008年6月23日 (月)

カーオディオの高中化 完了!

Car_audio 長年乗った車を買い替えてから約4ヶ月。土日に少しづつ作業し、昨日、ようやく高中さんの公式CDを全てカーオーディオのハードディスクに入れ終わりました。最近のカーオディオはCDチェンジャーではなく、全てハードディスクに入れて、ジュークボックスのようにして聞けるので便利です。しかし、高中さんのアルバムは、古いものだとソフトがアルバムの存在を認識しないものが多いため、アルバム名・曲名を全て一つずつ手で入力しなくてはなりません。・・・これが結構大変でした。

今日から、ようやく、車で高中さんの曲を心おきなくゆっくり楽しめます。しかし、ガソリンが高すぎて、CDは入れ終わったものの、車に乗る機会がめっきり減ってしまいました。皮肉なものです・・・。

2008年6月22日 (日)

Orage Squeezer PEDAL

Orange_squeezer_pedal1 既にご存知の方もおられると思いますが、高中さんも愛用していた、あのDan Armstrong Orage Squeezerにペダルタイプが発売されたようです。私は、昨日、池袋の石橋楽器にギターの弦を買いに行った際、ショーウィンドウに飾ってるのを偶然発見しました。見た目は、元祖「Orange Squeezer」と比べて一回り大きくなっており、迫力・存在感がありました。

Orange_squeezer_pedal2 今までは、ギターに直付けタイプのみでしたので、残念ながらストラトには取付けることができませんでした。そのため、ペダルタイプの発売は、私のようなストラト派には願ってもない朗報です。しかし、シングルPUよりも、ハンバッキングに合うとも言われていますので、音は皆さんで確認してみてくださいね。コンプと言うよりは、リミッターに近い感じでしょうか・・・。音が少し歪む感じがしたような・・・?!少なくとも、高校時代に私が持っていた本物の「Orage Squeezer」はそうでした。

近年、オヤジバンドブームからか、このような復刻版が出る事は良いことですね。しかも、ペダルタイプでトゥルーバイパスになっており、新しくVolumeコントロールノブ、LED、フットスイッチ、9VDC、まで設置され、格段に使い勝手も向上しています。今までオレンジスクイーザーのペダルタイプはANALOG MANの「Juicer」しかありませんでしたが、今回、本家のペダルタイプが発売されたことで、今後はこちらを購入してしまう方が多くなるのでは・・・と思います。これで、Mu-tron製でも出たら、大変な事にあんるでしょうね。きっと・・。

定価は25,750円(税込み)ですが、市場価格は21,000円(税込み)前後のようです。私も、早速、購入しようと思います。

※画像はデジマート(MUSIC LAND KEY)から転載しています。

2008年6月21日 (土)

ケース完成 Tropic Flogger ProtoType(10)

Tropicflogger_proto またまた、Infinity社さんからの情報です。画像をご覧いただくと分かりますが、ようやく、ケースの塗装が完了したそうです。隣に高中さんのプロトタイプ(本物)がありますが、ご本人のものよりも相当よい塗装を行っているとのこと。仕上がりも大変良いそうです。ちなみに、塗装の上のクリアについては、ベンツと同じものだとか・・・。あとは組み込みで完了だそうです。いよいよ完成が待ち遠しくなってきました。

2008年6月19日 (木)

オリジナル・ギター構想(16)

Guitar_wonder これもYouTubeからの画像です。Guitar Wonderを原曲から少し若者向きにアレンジして、黒人ラッパーと一緒に演奏されています。しかも、紫(ミッドナイト・パープル)の旧Jeff Beckモデルで・・・。このギターは、今回、私がオリジナル・ギター製作のベースにしたモデルの初期型ですが、改めて見ると紫(ミッドナイト・パープル)って、結構格好いいじゃないですか!

36621 ということで、急遽、私のオリジナル・ギターも、塗装をミッドナイト・パープルに変更することにしました。工房の方、本当にすみません・・・。ただし、全面をミッドナイト・パープルにするのではなく、現在の高中さんのMOD後の旧Jeff Beckモデルと同様、白色とのツートンにすることに変わりはありません。現在、色見本を製作してもらっています。

http://jp.youtube.com/watch?v=HED9a6bNJQU

※高中さんの画像は、You Tubeから転載しています。

2008年6月17日 (火)

おしゃれ50/50への出演画像

Alone_again50_50 これも偶然YouTubeで見つけたものですが、どうやら「おしゃれ50/50」に阿川泰子さんとの共演で出演された画像のようです。曲の合間にオブリガードを入れたり、ソロを演奏されているものですが、澄んだクリーントーンでお得意の「指パッチン」奏法を駆使されています。なんと、ギターは、今まで見たことのないピンク色のFender?のストラトキャスター?です。しかも、よく見ると、1Vol、1Toneになっており、フロントPUもハンバッキングになっていますね。うーん、奥が深い・・・。

何件かコメントでご指摘をいただきました。どうやら、MOONのストラトのようですね。失礼しました。

http://jp.youtube.com/watch?v=9AFM0b9L6hA&feature=related

※画像は、You Tubeから転載しています。

2008年6月16日 (月)

フットスイッチへのMixer接続

Pec04mod 6月9日のブログにいただいたコメント(情報)をもとに、ネットを調べてみると、「Soul Power Instruments」という会社でフットスイッチにMixerをつけるMODをされていると分かりました。実はこの会社、結構良い機材を作られており、最近、巷で噂になっているようです。

さて、肝心のフットスイッチですが、Providence PEC-04のLoop2~Loop4にそれぞれMixerをつけ、空間系のコンパクトエフェクターパラレル(並列)に繋ぎ、Dry音(生音)とWet音(エフェクト音)を自在にに混ぜ合わせ、「自分好みの澄んだ音を作ろう。」「音切れをなくそう。」というコンセプトで作られたようです。通常のフットスイッチでは、全てがシリアル(直列)につながれてしまいますから、このMODをすればかなり澄んだ空間系の音が出せるかと思います。

http://soulpower.blog68.fc2.com/blog-entry-364.html

世の中には、色々と考える人がいるものですねぇ~。感心しました。しかし、私のMixer接続方法とは根本的に大きく違う部分があります。エフェクターの繋ぎ方に正解などありませんが、機器の構造や音の特質を勉強していくうちに、私が身につけた基本的な接続方法があります。これは多くのプロが当たり前に行っている(?)ことのようです。高中さんの機材を見ても同じような繋ぎ方をされているように見受けられます。今後、時間を見て、少しずつ連載していきますね。お楽しみに・・・。

2008年6月15日 (日)

Feel Like Making Love-Takanaka & Naoi

Takanaka_feel_like_making_love

パソコンに接続するハブが壊れてしまい、しばらくインターネットに接続する事が出来ず、ブログの更新が出来ませんでした。すみません。

さて、久しぶりにネットをじっくり検索していると、YouTubeでこんな画像を見つけました。なんと70年代の高中さんの音源です。なんと、この頃から、高中節は存在していたのですね。高中さんがこの曲を演奏されたのは、恐らくまだ、20代前半のはず。30年近く経った今聞いても、斬新で、素敵なフレーズで、高中さんの音楽センスに感心してしまいます。残念ながら、現在40代の私でも、このフレーズは、思いつきません・・・(悲)。

http://jp.youtube.com/watch?v=xUMBIa-ercQ

※画像は、You Tubeから転載しています。

2008年6月11日 (水)

RS616システム ボードサイズ

Rs6162 6月9日のブログに「2008年2月22日のブログに掲載されているエフェクターシステム(下段の方)のCAJのエフェクターボードのサイズを教えて頂けないでしょうか?」と、コメントをいただきましたので、ご報告いたします。CAJの「System Board 5009」というエフェクターボードで、大きさは「500D×900W×100H/mm」になります。

画面ではそれほど大きく見えませんが、実際はかなりの大きさです。以前、六本木にある全日空ホテルの宴会場を借りて演奏したことがあり、その際、当時所有していたこのボードを持ち込んだことがありましたが、一人で持ち運ぶのには相当苦労しました。しかし、強度、剛性に優れたFRPで出来ており、多くのミュージシャンにも使われているボードですので、使い勝手はよいです。ちなみに定価は58,800円(税込み)です。

2008年6月10日 (火)

2008年ライブ 申込完了

E 昨日、会社の昼休みにローソンへ行って、特別先行予約の入金をしてきました。今までも、先行予約の申込みは何度か行ってきましたが、未だかつて外れたことがありません。毎年いつも思うことなのですが、特別先行予約の抽選に外れる人っているんでしょうか?以前、1次で当選しましたが、すっかり入金を失念し、権利を流してしまったことがありました。慌てて2次で申込みましたが、その時も無事にチケットを手に入れることができました。

一昔前のように、チケットがとれなくなるくらい、また高中ブームが再燃して欲しいものです。

※画像はe+(イープラス)の高中さんのコンサートページより転載しています。

2008年6月 9日 (月)

Mixer 兼 Buffer 兼 InterFace

Mixerbufferinterface これは、昨日のブログでご紹介した自分専用「Mixer 兼 Buffer 兼 InterFace」の概要図です。完成したら、現在所有しているRS442のボードシステムに繋ごうと思っています。もちろん、ステレオでもモノラルでも接続できるように考えられています。これで、ライン接続の空間系コンパクトエフェクターを足元のエフェクトボードに置いても、常に広がりのある澄んだ煌びやかな最高の空間系サウンドを、いつでも何処でも得ることが出来る?はずです。コンパクトエフェクターだけで作る空間系エフェクトとしては、世界最高水準の音が出せるインフラ機器ではないか?と勝手に自負しています。

この機材は、もともと楽器の接続に全くの素人だった私が、ない知恵を絞って半年間、あれこれ研究した結果の賜物です。しかし、空間系コンパクトエフェクターの接続方法を突き詰めて考えていくと、最終的にこのような機材が必要になるはずだと思われますので、近い将来、どこかの有名メーカーから同じ機能を持った機材が発売されるかも知れませんね・・・。その時は、アイディア料をいただかねば・・・。

ちなみに、ラック接続用のキャノン端子も付けていますが、これは将来的な拡張性を考慮したものであり、当面はラックに接続する予定ありません。このMixer 兼 Buffer 兼 InterFaceの付いたボードさえ一つ持って行けば、どこでもラック並みの空間系サウンドを出せるはずです。

2008年6月 8日 (日)

Suhr Mini Mixer

Sur_mini_mixer すでにご存知の方も多いかも知れませんが、これは、最近発売されたSuhrのコンパクトエフェクター用Mini Mixerです。最近はラックエフェクターよりコンパクトエフェクターの方が人気がありますが、コンパクトエフェクターは、基本的にラインレベルに対応していないため、「プリアンプ」「ヘッドアンプ」「コンボアンプ」の前に接続するのが普通です。

しかし、ディレイ、リバーブ、コーラス等の空間系エフェクトは、アンプの前ではなく、プリアンプ機能の後(アンプのSend/Return)からラインレベルで接続しなければ、濁りのない澄んだ音を出す事は出来ません。最近発売されたEventideのTimeFactorや、t.c.のNova Delay、Nova Reverb等のプロ用コンパクトエフェクターは別ですが、一般に流通しているコンパクトの空間系エフェクターでラインレベルに対応している物はまずありませんので、残念ながらアンプの前に繋がざるを得ません。この繋ぎ方でディレイ、リバーブ、コーラスを掛けると、どうもCDの音とは異なった、気持ちの悪い「こもった音」になったという経験はありませんか?もちろん、EventideのTimeFactorや、t.c.のNova Delay、Nova Reverb等の最近の機器では、エフェクター自体に擬似Mixer機能を有しており、アンプの前につないでも、多少は音をごまかすことはできますが、Send/Returnに繋いだ場合と比較すると、音の差は歴然です。

次にMixerの必要性ですが、いくらSend/Returnから空間系のエフェクターを繋いだとしても、原音(Dry音)とエフェクト音(Wet音)を分離しないと、本当に澄んだ空間系の音は出せません。単にSend/Returnからそのまま直列にエフェクター繋ぐことをシリーズ接続と言いますが、歪んだ音にディレイを掛ける場合、歪んだ音が何度も山びこのように繰り返される訳ですから、単純に考えて音がグシャグシャになると想像できますよね。

一方、Mixerを使い原音(Dry音)とエフェクト音(Wet音)とを分けてエフェクターを並列に繋ぐ事をパラレル接続と呼びます。この場合、原音(Dry音)とエフェクト音(Wet音)を並列に分けている訳ですから、原音はしっかりとキープしたまま、エフェクと音もしっかりと掛けることができ、歪みはよりしっかりと、クリーン音はより澄んだ煌びやかな音になります。

しかし、もともとコンパクトの空間系をSend/Returnに繋ぐと言うこと自体が稀ですので、きちんとしたメーカーから、このようなコンパクトエフェクター用のMini Mixerは発売されていませんでした。今回発売されたSuhrのMini Mixerで不満な点を挙げると、

  1. コンパクトエフェクターが1台しか繋げられないこと。
  2. 純粋なMixer機能のみで、CAEやCAJのラックMixerのように、バッファー機能がついていないこと。

エフェクターの接続可能数を増やし、CAJ Smart Buffer等のようなラインレベルに対応したバッファーを接続すれば更に完璧な音になるでしょうが、残念ながらこれらが1台になったMixerは世の中にありません。であれば、「なければ作ってしまえ」と、半年がかりで検討を重ね、自分専用の「Mixer 兼 Buffer 兼 InterFace」を現在カスタムオーダーしています。

これで半年前に購入したEventideのTimeFactor2台を完璧に繋ぐことが出来ます。Mixerが完成しましたら、ブログでご紹介しますね。これは期待大ですよ!

2008年6月 5日 (木)

オリジナル・ギター構想(15)

Takanaka1 再塗装のオーダーをする際、高中さんがMODされたJeff Beckモデルのギターを念入りにチェックしていたところ、塗装の違いに気が付きました。現行のJeff Beckモデルをもとにした水色のタイプと旧Jeff Beckモデルをもとにした緑色のタイプでは、ツートンに分ける位置が微妙に異なるのです。水色のタイプのツートンの分け目は、ボディ位置によって、丁度半分だったり、1/4だったりと、結構変化しています。

Takanaka 一方、緑色のタイプでは、ツートンの分け目がほぼ一定であり、きれいに仕上がっています。きっと、最初に塗装された水色のギターで気に入らなかった部分を緑色にギターでは改良されたのでしょうね。もちろん、私も緑のタイプと同じ位置でツートンに分けることにしました。

また、私のオリジナル・ギターでは、高中さんの緑色のタイプのギターの塗装のうち、最も深い緑色が使われている部分の色に合わせて塗装をお願いしてあります。かたや、ツートンの相対する白色は、Jeff Beckモデルでお馴染みの、Olympic Whiteにしました。

※画像はネット上に掲載されていた高中さんの画像より転載しています。

2008年6月 4日 (水)

オリジナル・ギター構想(14)

Original_guitartakanaka Fender USAのヒールカット用ジョイントプレートを入手できたことで、一気にオリジナル・ギター構想が進みました。結局、Fender USAの旧Jeff Beckモデルを以下のようにする事でオリジナル・ギターのオーダーが完了しました。色合いは、この画像に近い緑と白のツートンイメージに仕上がればいいなと思っています・・・。

ちなみにオリジナル化した点は、

  • ナットをFenderのLSRから、Wilkinson Roller Nutに変更
  • ペグをシャラーのロックペグから、Ssperzel satin chromeに変更
  • ノブを1Volume、1Toneに変更(ノーマルトーン)
  • ピックガードを1vol、1toneタイプに変更
  • 現行Jeff Beckモデルや高中モデルと同様のヒールカット処理を施行
  • ボディを緑と白のツートンカラーに再塗装
  • ヒールカットと再塗装を追加しましたので、完成までには、更に数ヶ月かかることとなりりましたが、秋の完成が楽しみです。

    ※画像はネット上に掲載されていた高中さんの画像より転載しています。

    2008年6月 3日 (火)

    オリジナル・ギター構想(13)

    Fender_plate これは、先日、オークションで入手したFender USAのヒールカット用ジョイントプレートです。これで、オリジナル・ギターのヒールカット処理が出来ます。残念ながら、色はクロームではなく、黒色ですが、とりあえずの代替品ですので、よしということにしました。もちろん、新品のFender USAのヒールカット用ジョイントプレート(クローム)は、別途、注文していますが、日本への入荷時期が未定のため、いつ入手できるか目処がたちません。このままでは、いつまでたっても、ヒールカットや塗装が出来ないため、このブログの読者の方からの情報をもとに、先日、ヤフオクで入手したものです。情報提供を頂いた方、ありがとうございました。感謝です。

    2008年6月 2日 (月)

    復帰!Peterson Strob Stomp2

    Peterson 半月ほどかかってようやく、チューナーが修理から戻ってきました。電源を入れると、液晶画面が数分で見えなくなるという事象を修理してもらったのですが、原因は、入出力基盤にある回路が悪さをしていたようです。私のPeterson Strob Stomp2だけではなく、この機種には発生頻度の多い故障のようです。この回路は、特段、性能には影響がないとの事で、結局、メーカー側で除去していただくことで対応してもらいました。もちろん、無償です。

    2peterson これで、今日からまたピッチが完璧にあった精度の高いチューニングで弾く事が出来ます。この二週間は、昔ながらの手動でチューニングしていましたが、一度、いいものを手にしてしまうと、なかなか昔に戻るのは大変ですね。しみじみ感じました。

    2008年6月 1日 (日)

    インレタの色合い Tropic Flogger ProtoType(9)

    Tropic_flogger_proto_inreta2 文字は、こんな感じのいい色合い紫に仕上がるようです。色見本の紙と本物のTropic Flogger ProtoTypeの印字を見比べてみてください。筐体のブルーに紫の文字。なんとも映える色合いではないですか!

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